文鳥が大好きな豆苗。
でもいつからあげればいいの?豆苗が危険って本当?自家栽培は難しいの?
この記事ではそんな疑問について、お答えします。
文鳥に豆苗をあげていいのはいつから?
通常、豆苗や青菜などを文鳥に与える場合、ひとり餌への移行期にスタートすることが多いようです。
ひとり餌は早いと生後30日前後、遅くて生後2ヶ月ほどかかる子もいるんだそう。
シードやペレットなどを覚えてきたら、豆苗にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
幸せな文鳥の育て方:参照
文鳥に豆苗は危険?豆苗を与える際の注意点
ソラマメ豆苗ではなく、エンドウマメ豆苗を選ぶ
豆苗は栄養価も高く、文鳥は豆苗が大好き!という情報が多い中、ちらっと豆苗が危険という声を見かけたので調べてみました。
調べた結果、よくある豆苗はエンドウマメ豆苗。
いつも食べていたエンドウマメ豆苗が品切れだったため、たまたまあったソラマメ豆苗を与えたところ、文鳥が体調を崩してしまった事例があったそうです。
その方のブログはこちら↓
http://rez8823.blog77.fc2.com/blog-entry-441
しかしソラマメ豆苗がどう文鳥に悪影響を及ぼすのか?について、ネットや書籍などを調べてみましたが、根拠がわかる情報は見つかりませんでした。
ただそういった事例もあったということなので、念のためソラマメ豆苗は避けることをオススメします。
豆苗などの野菜はお昼頃与えるのがベスト
文鳥は朝はあまり葉物類を食べたがらず、葉物類はしおれやすいため、食いつきのいいお昼に与えると新鮮なものをあげられます。
日中不在の場合は朝や夕方でも可能ですが、野菜の水分で体が冷えるのを避けるため、就寝前は避けたほうがいいようです。
幸せな文鳥の育て方:参照
豆苗の豆や根は与えないよう注意!
豆苗の根や豆の部分はカビや細菌がつきやすく、衛生的に保つのが難しいため、文鳥が誤って食べてしまわないよう注意が必要です。
根や豆の部分はカットして、食べる部分のみよく洗い、菜挿しに水を張って入れてあげると2日ほどはシャキシャキ感が持続します。
豆苗はカットしてそのまま与えると数時間でシナシナになってしまうので、うちでもこの菜挿しはとても重宝しています。
残留農薬に注意!よく洗って与えましょう
スーパーなどで育った豆苗を買う場合は、残留農薬も心配です。
葉や茎の部分をカットし、よく洗って与えましょう。
豆苗の与え方
1.文鳥が食べる分だけ、豆苗を食べやすい長さにカットする。
(市販でも自家栽培でも可、根やタネは避ける)
2.水道水でよく洗う
3.水を張った菜挿しにさしてあげる
文鳥は与えた豆苗すべてを食べるわけではないので、量はあまり神経質にならなくてもいいのかなと感じます。
うちの場合、1回に与える量は2羽で菜挿しがキツキツにならない程度にあげています。
葉の部分は食べているようですが、茎の部分は引っ張り回して遊んで食い散らかして、底網の下に散らばっていることも多いです。
意外と簡単!豆苗の栽培方法は?
スーパーで買う豆苗は文鳥が食べるだけにしては、多すぎるくらいの量があります。
残りを人間が食べれれば良いのですが、うちの場合、豆苗の独特の匂いが苦手で食べていません。
豆苗はもちも悪いし…そんな方はタネから豆苗を育ててみるのもオススメです。
ここでは自家栽培の方法をお伝えします。
豆苗栽培に必要なもの
- 豆苗のタネ
- トレー
- 水
豆苗栽培に必要なものは本当にシンプル!たったこれだけです。
豆苗のタネはスーパーや園芸店などで探してみるといいでしょう。エンドウマメ豆苗かどうか、確認してくださいね。
栽培に使うタネは一般的な野菜栽培用ではなく、必ず豆苗栽培用・スプラウト栽培用のタネを使いましょう。
用途が違うものは殺菌剤など、薬剤処理してある場合があるようです。
なかなか見つからない場合はネットでも手に入ります。
豆苗を育てるトレーはなんでもいいのですが、毎日水を変えるので網のついた容器がセットされているものが便利です。
こちらAmazonでもありますが、ダイソーで同じ商品を発見しました!
豆苗の育て方
①容器にキッチンペーパーやスポンジを敷き、重ならないようにタネを並べる
写真はキッチンペーパーを敷くのを忘れています…
これがないとタネが転がりやすく、根が出ても水換えの時にタネが動いて根が傷つきやすいと感じました。
悪いお手本↓
②タネがヒタヒタになるくらいまで水を入れる
③光が当たらないような暗い場所で管理する
(暗くなるよう、新聞などを被せておいても可)
④根が張ってからは毎日水を変える。
数日で根は生えるが、ある程度茎が伸びるまで日の当たらない場所で保管する。
⑤茎が伸びてきたら遮光をやめ、明るい場所に移動する
⑥毎日水を交換する
⑦成長したら食べる分だけ、一番下の葉の上でカットして収穫する
毎日水を交換し、日当たりの良い場所で清潔に保つと7〜10日ほどで再度収穫できます。
上手に育てると数回収穫できるようですが、だんだんひょろひょろした感じになってきます。
またカビや細菌もつきやすいため、2度収穫したら廃棄するのが無難です。
市販のものも同じ感じで、ジョキジョキと一番下の葉の上でカットし、水を張って毎日交換してあげると同じ要領で収穫できます。
栄養たっぷりで文鳥の大好きな豆苗、よかったらチャレンジしてみてくださいね。
豆苗や野菜を毎日あげるのが大変なら、ペレットがオススメ
豆苗は安価で手に入りやすいですが、なかなか毎日のように野菜や栄養剤をあげるのって大変ですよね。
私は過去にシードをメインに育てていた先代文鳥が、栄養失調で危うく死にかけてしまうという経験をしました。
そこから獣医さんにペレットを教えてもらい、ずっとペレットをあげているのですが、ペレットメインだと栄養バランスを気にしなくてもいいので、とても楽です。
(今は豆苗などの野菜も、気分転換にあげる程度です。)
何よりペレットメインにしてから、文鳥たちもとても丈夫になったので、シードをメインにしている方はぜひペレットを検討してみてもらえたらと思います。
世界中の文鳥飼いさんたちが、少しでも長く大切なパートナーと健康に一緒にいられますように。
うちでずっと使っている獣医さんおすすめのペットフードはこちら↓